【 ひな祭り 】桃の節句 飾り方用意するもの 桃の節句 の意味まるわかり
- 2019.10.17
- 日本の文化 しきたり 方法がわかる(月別 四季 文化すべて)
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桃の節句 (ひな祭り)は女の子の成長を祝うものです。ひな祭りには雛飾り、ひなあられ、菱餅がすぐに頭に浮かぶのではないでしょうか?
もともとは中国の厄除け邪気払いから来ている行事ですが、年月を経て日本独自のしきたりや文化が根付きました。
桃の節句の飾り方や用意するものそれぞれの深い意味についてご紹介します。お子さんやお孫さんなどに教えてあげたくなる情報です。
ひな祭りの神様と神社がわかる⇒上巳の節句 (ひな祭り)に関連した神様・ 神社 (オオカムヅミ・少彦名命・息長足姫命)
桃の節句 のはじまり

古代中国では、3月のはじめに川に入り、身を清め邪気をはらう行事があったといいます。この行事が日本に伝わり、日本では、紙の人形に自分の息を吹きかけて川や海へ流し、自分のかわりに邪気払うことをしました。
これが「流し雛(ながしびな)」のはじまりです。ひな人形に穢れ(けがれ)をたくし厄払いをする意味があります。今でも地方によっては、紙雛(かみひな)を桟俵(さんだわら)にのせて川に流すことをします。
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女の子のひな人形 歴史は宮廷貴族から

日本語: 源秀飛 [Public domain]
紙の雛(ひな)から今のような美しい雛人形(ひなにんぎょう)へかわったのは、室町時代の人形を作る技術が発展してからです。
最初は京都御所中心とした宮廷貴族の間で絹を使った造花が流行しはじめ、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の中宮(妻)の東福門院和子(とうふくもんいんかずこ)が人形を大事にしていたことから公家に広まり雛人形の原型が生まれていったといいます。
東福門院和子(とうふくもんいんかずこ)とは、二代将軍徳川秀忠の末娘で、初めて武家から朝廷に嫁いだ女性です。
貴族の女の子の人形遊びから雛人形へ?!

平安時代に宮中や貴族の子供の間で紙やわらで作った人形遊び「ひいな遊び」が流行ったといいます。このひいな遊びが雛人形(ひなにんぎょう)のはじまりという説や
12月の初午の日に行われた「大宮之咩祭り(おおみやのめまつり)」で、神様の象徴とされる竹の柄につけられた衣笠に男女3対の人形と従者の人形を結びつけ、ひいなと呼んだ信仰の名残から雛人形になったという説があります。
雛飾りのはじまり 母親から娘へ

今のような七段飾りの豪華な雛飾りがでてきたのは、江戸時代、後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の中宮(妻)東福門院和子(とうふくもんいんかずこ)が娘の興子(おきこ)のために作らせたのが始まりだそうです。
雛飾りは皇族の結婚式を表しています。宮廷のしきたりが元になった雛飾りは豪華絢爛(ごうかけんらん)そのものです。雛飾りは、次第に大名や裕福な町民へ広がり現在へと引き継がれてきました。
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雛人形の飾り方

雛人形は、左の上座(向かって右)に男雛(おびな)、右に女雛(めびな)が正式とされているようですが、明治時代に西欧式の文化で右手に剣を持って、左手で女性を守る慣習が入ってきたこともあり、大正天皇の即位依頼の並び方を模して左右を逆にした並び方もあります。
主に関西では、左の上座(向かって右)に男雛(おびな)、右に女雛(めびな)、関東で逆になることが多いそうです。
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桃の節句に欠かせない食べ物にある意味

桃の節句に欠かせない食べ物といえば、ちらし寿司、ひなあられ、ハマグリのお吸い物、菱餅、白酒があります。これらの桃の節句でかかせない食べ物には、それぞれに深い意味が込められています。
ひなあられ

細かく切ったお餅をあげたり米を炒って豆を炒り、砂糖をまぶしたりしたひなあられは、桃の節句(ひな祭り)では定番のお菓子です。
ひなあられの色には、長寿(白)、魔除け(赤)、健やかな成長(緑)という意味をもつ三色が使われています。
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菱餅(ひしもち)

菱餅(ひしもち)には、白い餅に菱の実をいれ清らかな雪をイメージしているといいます。
赤い餅は、厄除けの意味をもつ桃の花をイメージし、緑の餅には、増結効果のあるよもぎ餅を使い健康を祈願する意味がこめられているそうです。
厄除け厄払いに関する詳しい内容はこちらも参考に→【 厄払い ・厄落とし 】 厄年・ 厄払い・厄除け の意味と方法 季節ごとの厄除けすべてまるわかり!
はまぐりのお吸い物

はまぐりは、ほかの貝とは決して合わず一対の貝しか合わないことから、貞節の意味があり、夫婦が一生添い遂げることができますようにとの願いが込められています。
白酒(しろざけ)

白酒は、餅米から作った濁り酒(にごりざけ)のことです。米麹から作る甘酒とは別のお酒になります。
室町時代までは、桃の花をお酒に浮かべる桃花酒(とうかしゅ)が桃の節句の定番だったようですが、江戸時代以降から白酒が主流になりました。
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雛人形(ひなにんぎょう)のしまい時期と方法

雛人形(ひなにんぎょう)は、早く片付けないとお嫁入りが遅くなるといいます。しまう時期は、地方によってもそれぞれ違い、奇数になる日にしまう、二十四節気の「雨水(うすい)」の時にかざり、「啓蟄(けいちつ)」にしまうなどあります。
二十四節気(にじゅうしせっき)に関するカレンダーはこちらを参考に→カレンダー(日付・季節)で見る日本の しきたり 二十四節気 六曜 九星 ならわしがわかる
雛人形は、晴れた日にしまう方が傷まず長く保存することができます。しまい方は雛人形を羽ばたきや新しい筆をつかい、ほこりをはらってから、顔を和紙で包み丁寧に箱にしまっていきます。
女の子の健やかな成長と良縁を祈願して親から子供、孫へと長く引き継いで飾り、福をたくさん集めてあげるということのようです。
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