神社・お寺 お参り の仕方 年神様 ・氏神様とは 参拝方法のマナー

神社・お寺  お参り の仕方  年神様 ・氏神様とは 参拝方法のマナー

神社やお寺での お参り の仕方にマナーがあります。お正月の初詣、合格祈願、お宮参り、七五三、十三参りなどで神社やお寺に行った際のお参りの仕方や

お正月、初詣に関係した「年神様」「氏神様」のお話を詳しくご紹介しています。

(場所によっては、「正月様」「歳徳神(としとくじん)」と呼ばれています)

 年神様 とは

年神様は、新年を迎えお正月に家にやってくる神様のことです。年神様をお迎えするために門松やしめ縄を飾ります。

年神様に「ここですよ」とわかるようにするためです。年神様に1年の家内安全を願い、家の中では、年神棚を用意し一番大きな鏡餅を置き

小さい鏡餅を各部屋に置くと年神様が家の各部屋すべてをまわってくれるのだとか。正月の飾りつけは、年神様を迎えるおもてなしになります。

鏡餅は、本来「年玉」と呼ばれていて年神様が帰ったあとで家族でわけていただくことを「お年玉」と言ったのです。

今では、「お年玉」は、お金にかわり、子供たちのお楽しみになっていますね。

氏神様とは

氏神様とは、地域ごとに祀られている神様のことをいいます。家の近くにある一番近い氏神様にいつも見守ってもらっているということです。

氏神様という神様がいるわけではなく「氏神様」=「神様」と同じで、ここの地区では、

天満宮があるから天神様が氏神様というように住んでいる場所の近くの神様のことを氏神様と呼びます。

自分の住んでいる地域の氏神様を知っておくといいですね。引越ししたなど新しい場所での生活がはじまるときは、

近くの氏神様にあいさつに行くとよいでしょう。また、初詣のときには、いつも近くで守ってくれている氏神様

昨年の感謝とこれからの1年よろしくお願いしますを伝えにお参りにいくのもいいかもしれませんね。

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神社のお参りの仕方

神社のお参りの仕方には、マナーがあります。神様の住む世界と私たちの住む世界を隔てている結界が鳥居や神門です。

神様の領域に入り感謝の気持ちとこれからの祈願をするための方法へ進めていきます。

① お参り での鳥居・神門のくぐり方

鳥居や神門をくぐる前に神様がいる本殿へ向かって一礼をし、参道の端を歩いていきます。

これは、神様が参道の中央を通る通り道「正中(せいちゅう)」を通らないようにするためです。

②手水(ちょうず)での清め方 お参り

神社 手水
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本殿の近くには、「手水舎」があるので、水で手を洗い、口をすすぎます。水をくんで左手にかけ清め⇒

柄杓(ひしゃく)を左手に持ちかえ右手に水をかけ清め⇒左手に水を受けて口をつけます。このとき飲んではいけません。

⇒もう一度左手に水をかけ柄杓(ひしゃく)を元の位置にもどします。これは、日頃の穢れ(けがれ)を落とす意味があります。

③ お参り 仕方

神社では「二礼二拍手一礼」になります。

参拝方法
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①拝殿の前で軽く一礼します。

②鈴がある場合は鈴をひいてならし、おさい銭を賽銭箱におさめます。

③深くお辞儀を2度します。二礼

④両手を胸の高さで二度拍手を打ち手をあわせます。二拍手

⑤再度深くお辞儀をします。一礼

⑥拝殿から少し下がり軽く一礼をします。

 

お寺のお参りの仕方

お参り 清水寺
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お寺のお参りの仕方は、お賽銭を入れ、手を合わせ合掌します。宗派によっては、お賽銭を入れる前に鐘をつき、お線香を焚きます。

お宮参りについてはこちら⇒「お七夜」 「お宮参り」「お食い初め」お祝い のし のし袋(祝儀袋)の書き方 お返しの仕方 金額相場

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 初詣は神社・お寺どちらにお参りするのか

 神社
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初詣で神社とお寺どちらにお参りに行った方がよいのかと悩む人も多いと思います。初詣にどちらかというきまりはありません。

神社とお寺どちらにお参りしても大丈夫です。昔は、その年の干支にあわせて年神様がいる方角にお参りするというならわしがありましたが、

近年では、恵方に向いてというきまりがなくなっています。ご近所の神社やお寺とあわせて好きな場所にお参りに行くのもお正月の楽しみですね。

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