【テーブルマナー】 和食マナー がすぐわかる! 好感度 をあげる立ち居ふるまいのすべて
- 2019.08.20
- 日本の文化 しきたり 方法がわかる(月別 四季 文化すべて)
- ねぶり箸, 移り箸, 品格, もぎ箸, マナー, かき箸, あいさつ, 迷い箸, keipower, おがみ箸, 信頼, 逆さ箸, しきたり, NGマナー, 寄せ箸, 和食マナー, 涙箸, 日本文化, 和食, 渡し箸, 日本マニュアル, 箸, 持ち箸, 日本のしきたり, 指し箸, 振り上げ箸, ビジネスマナー, 刺し箸, 空箸, 信頼度, さぐり箸, こみ箸, 好感度

和食は、身近な食事だけに 和食マナー を知っていて当たり前と思われてしまいがちです。しかし、箸の持ち方、箸使いでやってはいけないことなど意外と知らないでやってしまっていることが多くあります。
和食マナーができるだけで品格、好感度があがることまちがえなしです。知って得する和食マナー について詳しくご紹介していきます。
和食マナー の基本 箸の使い方だけでできる人と思わせる

箸の持ち方ひとつで美しい所作に見え、品格がある人だと思わせてくれます。また、箸の使い方が正しいと料理を運ぶことがスムーズになり食べやすくなるのです。
帯祝いお食い初めなどのしきたりについては詳しい内容はこちらを参考に→なるほど! 日本のしきたり 文化「帯祝い 」「お宮参り」など子供の成長からみえるお祝いのことばの意味 日本マニュアル
箸の持ち方

①1本の箸だけを親指の付け根にのせ、薬指を少し曲げのせます。親指でしっかり固定するようにします。
②2本目の箸を人差し指と中指の間くらいにはさみ、親指で固定します。
③1本目の箸は動かさず2本目で閉じたり開いたりして食べ物をとります。
箸の上げ方

①箸の中央を、右手で上からつかみ、胸の高さまで持ち上げます。
②箸の下から左手を添え、右手を箸に沿って右方向に滑らせます。
③右手を右上に少し回すようにして持ち、左手を離します。
箸の下ろし方
①箸を下ろすときは、左手を箸の下に添えるようにして右手を右方向に滑らせます。
②右手を右上に回し、箸を上から持つようにし、左手を離します。
③箸置きへそっと戻します。
割り箸の時の箸の戻し方

和食マナーで気をつけたいことが、割り箸の時の箸の戻し方です。割り箸の時は、箸置きがないので、直にテーブルやお盆の上に置くことはNGになります。
割り箸が入っていた箸袋を千代結びなどして箸置き代わりにします。ここができるだけで、品格・好感度があがります。
和食マナー 箸使いでやってはいけないNGマナー

和食マナーでもっともやってはいけないNGマナーが箸の使い方です。ささいなことのように思えますが、一緒に食事をして、嫌われるマナーの代表と言ってもよいのが箸の使い方になります。見ている人が不快になる箸の使い方をご紹介していきます。
①逆さ箸
逆さ箸とは、大皿で盛り付けられた食べ物を自分が使った箸先を使わず取り分けようと、逆さにして箸を使うことです。良い和食マナーのように見えますが、NGマナーになります。
②刺し箸
刺し箸とは、食べ物を箸で突き刺してとる行為です。里芋などすべるからとブスッと刺して食べるのはNGです。
③指し箸
指し箸は、人を箸で指す行為のことをいいます。食事をしながら、箸で相手を指して話すことや、吸い物など箸を持ちながら食べていることにより箸先が人に向いているなどが指し箸です。和食マナーで絶対やってはいけない行為です。
④さぐり箸
料理を選びながら箸でひっくり返す、かき回すような行為のことをさぐり箸といいます。見ていてる人に不快な印象を与えるNGマナーです。
⑤迷い箸
どの料理をとろうかと箸先をあちこちに向けたり、とりかけて別のものをとる行為を迷い箸といいます。和食マナーに限らずNGマナーです。
⑥ねぶり箸・噛み箸
ねぶり箸は、言葉通り箸先をねぶったり吸ったりする行為です。箸先を噛む行為は、噛み箸といいます。どちらも和食マナーではNGになります。
⑦もぎ箸
箸についたご飯粒などの料理を口や手で取ることをもぎ箸といいます。
⑧寄せ箸
箸を使って器などを自分の方へ引き寄せる行為が寄せ箸です。箸で料理以外をとる使い方は、和食マナーでNG。
⑨移し箸
食べ物を自分の箸から人の箸へと移す行為のことを移し箸といいます。
⑩回し箸
お吸い物や味噌汁などお椀の中身を箸でぐるぐる回す行為が回し箸です。和食マナーとしてやってはいけないことになります。
⑪涙箸
汁の多い料理の汁をこぼしながら食べる行為が涙箸です。
⑫持ち箸
箸を持ったまま違う行動をとるのが持ち箸になります。たとえば、箸を持ったまま器をとることをいいます。
⑬振り上げ箸
会話に夢中になるあまり、箸を持ったまま手を振ったり動かしたりする行為が振り上げ箸です。
⑭空箸
料理をたべることをしないまま、箸を置いてしまう行為が空箸です。
⑮かき箸
お味噌汁などお椀や器に口をつけたまま箸で料理をとる行為をかき箸といいます。料理をかき込んで食べているしぐさからかき箸と名付けられているようです。
⑯こみ箸
料理を箸で押し込んで食べる行為をこみ箸といいます。
⑰握り箸
手に箸を握りしめて違う食べ物を取る行為のことを握り箸といいます。
⑱渡し箸
お椀や器の上に箸を置く行為が渡し箸です。
〔広告〕
有機・低農薬野菜宅配のらでぃっしゅぼーや。素材本来の味を食卓に。
和食マナー 正しい器の扱い方で好感度をあげる

和食にかかせない器の扱い方にもマナーがあります。正しい和食マナーの器の取り方と器と箸のの使い方についてご紹介します。
ビジネスの好感度をあげるふるまいについてはこちらも参考に→【ビジネス】ビジネスで好感度を上げる↑ あいさつの仕方と訪問マナーで「できる人」を見せる
和食マナー 器の持ち方・箸の使い方

器を持ち上げるときは、片手で持ち上げるのではなく、必ず両手で持ち上げます。箸を持ったままで器を持ち上げるのはNGです。箸置きにいったん箸をおいてからにします。
和食は、焼き魚などが盛り付けられた大皿以外の小鉢、お椀、茶碗は手に持っていただくのが和食マナーです。
器に蓋があるときの取り方・置き方

お椀に蓋がしてある場合は、最初に蓋をとるようにします。お椀の蓋の取り方は、内側を自分側に向け傾け、しずくが外に落ちないように器の中に入れます。
器の蓋を両手に持ち、右側に置きます。漆塗りや蒔絵などの繊細な器の蓋は、傷をつけないように伏せたまま器の横に置きます。食べ終わった後で蓋を元に戻します。和食マナーの所作の美しさが、品格や好感度をあげることにつながります。ぜひ、参考にしてみてください。
〔広告〕
-
前の記事
【ビジネス文書 お詫び状】好印象を与える お詫び状 の書き方のすべてがわかる! 2019.08.13
-
次の記事
【 和食 テーブルマナー】和食 の食べ方 知っているだけでできる人! 2019.08.24