すべてがわかる！妊娠 出産 祝いのマナー （のし 祝儀袋の書き方・ お返しの仕方・ 金額相場） できる大人マニュアル

「帯祝」「 出産 祝」「お宮参り」など子供の成長に合わせたお祝い、祝儀袋（のし袋）の書き方や金額の相場、渡す時期、お返しの仕方などのマナー。これさえ見ればもう悩まないという情報をわかりやすく解説します。

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帯祝い（おびいわい）妊娠5ヶ月のときのお祝いマナー

妊娠してから5ヶ月目の「戌の日」にお祝いするはじめての儀式が「帯祝い」です。安定期に入った5ヶ月目に「岩田帯（腹帯）」を巻き 出産 に備えます。

着帯をお祝いし、現金や妊娠中に使えそうなマタニティグッズなどを贈るのが一般的です。

そもそも帯祝いってどんな意味があるの？

妊娠5ヶ月目の戌の日に妊婦と胎児が健康に成長することを祈願し、「岩田帯（腹帯）」をする儀式が帯祝いといいます。「戌の日」に行うのは、犬の出産が軽くしかも多産であることから由来しています。

また、「岩田帯」の岩には岩のようにたくましく元気な子供が生まれますようにとの願いがこめられているからです。

岩田帯の詳しい説明は→なるほど！ 日本のしきたり 文化「帯祝い 」「お宮参り」など子供の成長からみえるお祝いのことばの意味　日本マニュアル

帯祝いの祝儀袋（のし袋）の書き方マナー

帯祝いのときの祝儀袋（のし袋）は、紅白、蝶結びののしつきを使います。祝儀袋の表書きは「御祝」「御帯祝」とし、氏名はフルネームで書きます。

帯祝いの祝儀袋（のし袋）金額相場とは

帯祝いの金額相場は、3000円~1万円が目安です。現金以外にも妊娠中に使えるマタニティグッズや商品券などを贈ることも良い方法になります。

お祝いに添える言葉は「ご着帯おめでとうございます」が一般的でしょう。

六曜で（大安・先勝など）お祝いを渡して良い時期がわかる→カレンダー（日付・季節）で見る日本の しきたり 二十四節気 六曜 九星 ならわしがわかる

帯祝いをもらったらお返しはいるの？

帯祝いをもらったあとのお返しについては、しなくても大丈夫です。ただ、お祝いをもらってそのままというのは失礼になりますので、お礼状やお礼の言葉は必ずつけるべきでしょう。

お礼お返し内祝に関するより詳しい内容はこちらも参考に→【保存版】お礼 お返し 内祝の時期 金額相場 のし 避ける言葉のすべてがわかる

出産祝い お祝いマナー

出産祝いは、出産後に贈ります。また、身内以外の人は、病院へ出産祝いをもって行くというよりは、

出産後、休養が必要な時期ということを考え母子が退院して落ち着いてから持って行くほうが良いでしょう。出産祝いを持っていく前に先方へ事前に都合を聞いておくとより丁寧です。

 出産 に関するの知識

出産祝いに洋服を贈るという人も多くいます。赤ちゃんが生まれてから袖や紐のない「おくるみ」にくるみ、その後袖のある「産着」を着ます。

麻の「産着」には、魔除けという意味があると信じられています。また、「産湯」には産土神（うぶすながみ）が守っているその土地の井戸水を使ってお湯を沸かし強い生命力を祈願したという話もあります。

厄払い厄除けに関する内容はこちらも参考に→【 厄払い ・厄落とし 】 厄年・ 厄払い・厄除け の意味と方法 季節ごとの厄除けすべてまるわかり！

お宮参りのときには、女の子は赤色、男の子は青色か黄色の華やかな「産着」を身につけていきます。

無事に成長することを祈る縁起物、女の子なら「手まり」「鼓（つづみ）」男の子なら「兜（かぶと）」「鷹（たか）」の柄を着ます。

出産祝いの祝儀袋（のし袋）の書き方マナー

出産祝いの祝儀袋（のし袋）は、紅白、蝶結びでのしつきを選びます。祝儀袋（のし袋）の表書きは「御祝」「御出産祝」とし、氏名をフルネームで書きます。

出産祝いを渡す時期のマナー

出産祝いを渡す時期は、お七夜（生後7日目）を過ぎてから１ヶ月以内が目安になります。出産をあとで知った場合などお祝いが多少遅れても大丈夫です。出産祝いを渡す際に遅れたことへのお詫びを書いたメッセージカードや手紙を添えると良いでしょう。

出産祝いの時期を大幅に過ぎてしまった場合は、初節句や初誕生日に合わせて贈ります。その際も『出産祝いと兼ねてお祝いを贈らせてもらいました』という主旨の言葉を添えると丁寧です。

現金以外にもベビー用品などを贈ることも良い方法です。洋服などベビー用品を渡す場合は、2歳くらいからのサイズのものを贈ると良いでしょう。

1歳までの洋服などは赤ちゃんの成長によりサイズがあわないこともあるので避けるほうがベストです。先方の欲しいものを聞ける場合であれば、事前に聞いて贈るとより喜ばれます。

出産祝い（のし袋）金額相場とは

出産祝いの金額相場は、友人、知人の場合は5,000円~１万円が目安になります。親戚の場合は、1万円~2万円が目安です。

 出産 祝いに添える言葉例

「ご出産おめでとうございます。お母さんも赤ちゃんも元気と聞き安心しました。落ち着いたらお顔を見せてくださいね。楽しみにしています」

出産祝いを送る場合などに添える手紙やメッセージカードには、出産後の体調を配慮しお祝いの言葉を贈ります。

出産祝いのお返しのマナー

出産祝いのお返しは、お宮参りの時期（生後１ヶ月）をめどにします。紅白、蝶結びのしつきののしを品物にかけます。

のしの表書きには「内祝」とし、氏名に赤ちゃんの名前だけを書き読み仮名をふります。「内祝」には、赤ちゃんが無事に生まれ名前をお披露目するという意味を持ちます。

子供のお祝いへのお返しお礼文についてはこちらを参考に→【お礼】子供のお祝いへのお返し お礼文 の書き方 出産・入園入学・卒業/就職のお礼文

出産祝いのお返しの金額の相場は、お祝いの3分の1から半額程度が目安になります。高額のお祝いをいただいた場合、お返しの額も大きくなるというイメージを持ちますが、

あまりにも高額のお返しはかえって相手に気をつかわせてしまうこともあるので、お礼状を添えるなどし、感謝の気持ちを伝えることが一番大切です。

身内など親しい間柄の人へお礼状とともに赤ちゃんの写真や近況を書いたメッセージカードをつけるのも良いでしょう。

端午の節句に関する詳しい内容はこちらを参考に→【端午の節句】5月飾り 端午の節句 で用意するもの それぞれの意味すべてわかる!

桃の節句（ひな祭り）に関する詳しい内容はこちらを参考に→【 ひな祭り 】桃の節句 飾り方用意するもの 桃の節句 の意味まるわかり

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