【葬祭マナー】お悔やみの時のあいさつの仕方 正しい 言葉 と絶対使ってはいけない 言葉

【葬祭マナー】お悔やみの時のあいさつの仕方 正しい 言葉 と絶対使ってはいけない 言葉

普段は、気にならない 言葉 が悲しみの中にいるときは、些細なひと言でも傷つきやすいものです。

弔辞のときは、とくに気をつけなければいけません。正しいと思って使ったお悔やみの言葉が遺族を傷つける 言葉 になっている可能性もあります。

ここでは、弔問や葬儀の時の正しい言葉と間違えやすい言葉の表現について詳しくご紹介していきます。

通夜葬儀でのふるまいマナーについてはこちらを→【完全保存版】 通夜葬儀 でのマナー 服装・焼香の仕方・不祝儀袋の渡し方など 仏式

弔問での 言葉 ・あいさつマナー

弔問 言葉
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通夜、告別式の前の弔問は、故人とごく親しい間柄の人、上司の代理や同僚代表などが伺います。その際の言葉や作法が失礼にならないようにしていきます。

訃報を聞いてから葬儀までの作法についてはこちらを参考に→【完全保存版!】葬儀までに行う儀式と法要の意味 葬祭のマナー 葬のしきたりすべてここでわかる!

不祝儀袋の書き方

不祝儀袋の書き方は仏式・神式とあります。まず、「御霊前」の書き方です。

不祝儀袋の書き方(仏式)はこちらを参考に⇒不祝儀袋(のし袋)「御霊前」「御香典」 書き方とマナー

通夜・葬儀の時の神式の香典袋の書き方

 

神式・キリスト教式の葬儀マナーについては→【 保存版 】 神式 ・キリスト教式 の通夜・葬儀のマナー 失敗しないための作法まるわかり「手水の儀」「玉串奉奠」「前夜祭」など

通夜葬儀での不祝儀袋の書き方と種類については→【保存版】通夜・葬儀での 不祝儀袋 (のし袋)の書き方 不祝儀袋 種類・宗教別・地方別すべてがわかる

玄関先でのマナーと絶対使ってはいけない言葉

敬礼
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身内や近親者は、訃報を受けたらすぐに駆けつけます。その際、喪服はひかえ、地味な平服で通夜、葬儀の手伝いをするつもりで伺い、玄関先であいさつをします。

 正しい言葉→「このたびは、ご愁傷様でございます。お忙しい中失礼いたします」

お悔やみの言葉は手短にするのがマナーです。

絶対使ってはいけない言葉→「このたびは、とんでもないことになって…」

急な訃報に驚く気持ちをそのまま言葉にしてしまうのは、無神経で遺族を傷つける言葉になりかねません。もっとも悲しみの中にいる遺族に対し配慮が必要です。

ビジネスでの弔辞お悔やみ状の書き方についてはこちらを参考に→【ビジネス文章】弔事ビジネス文章 お悔やみ状 の文章の書き方がすぐわかる

弔問の供物・供花を渡すときのあいさつ・絶対使っては使ってはいけない言葉

御供 言葉
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故人に供える「供花」「供物」を持って行くようにします。その際のあいさつにもマナーがあります。

正しい言葉→「御霊前(ごれいぜん)にお供(そな)えください」

絶対つかってはいけない言葉→「御仏前(ごぶつぜん)にお供(そな)えください」

「御仏前(ごぶつぜん)」は通夜や告別式の段階では故人は仏様になっていないので、初七日を過ぎてからの言葉になります

弔問で故人との対面をすすめられたときのマナー

弔問 言葉
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故人と親しかった場合は、遺族側から対面をすすめられることがあります。そのときは、お受けし、決して自分から申し出てはいけません。

故人との対面の仕方

対面 あいさつ
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①枕元で一礼→枕元から少し下がったところで正座をし、軽く両手をついて一礼をします。

②故人のお顔を拝し、お別れ→遺族が白布をはずしてくれたら両手をひざに置き故人と対面し、ひざをつけたまま少し近づくようにします。

③一礼して合掌→深く一礼をして合掌します。(故人がキリスト教式、神式のときは、合掌なしで黙礼をします)

④遺族に一礼→少し下がって遺族に一礼をし、静かに退席します。

故人との対面を辞退したいとき

弔問マナー
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故人との対面を遺族にすすめられ、どうしても辞退したいときは「悲しみが増しますので、お線香だけあげさせていただきます」という言葉をつかってやんわり断りの意を伝えます。

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弔問で絶対やってはいけないこと

タブー
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死因や臨終の様子をたずねることや、長居をすることはしてはいけません。また、電話やメールでお悔やみを伝えることはだめです。弔電や供花を送るのがマナーです。

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遺族への弔意を表すフレーズ・使わない方がよい言葉!

マナー
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遺族へ弔意を表す言葉にもマナーが必要です。よく聞くフレーズの言葉でも遺族に対して素っ気なく聞こえてしまったり、失礼になる言葉があります。

正しい言葉→「心よりお悔やみ申し上げます」

使わない方がよい言葉→「心よりご冥福をお祈り申し上げます」

よく聞くフレーズですが、「冥福」は、仏教用語なので、仏式の葬儀のときだけしかつかってはいけない言葉になります。

キリスト教の人に対して「冥福」という言葉は避けなければいけない言葉になります。失礼にならないように使わない方がよい言葉です。

正しい言葉→「心よりお悔やみ申し上げます」

使わない方がよい言葉→「謹んで哀悼の意を表します」

よく聞くフレーズですが、参列者を代表して使う言葉です。「哀悼」という言葉は使い方を間違えやすい言葉で遺族に素っ気なく聞こえることもあるといいます。できるだけ避けた方が良い言葉でしょう。

その他の弔辞で絶対つかってはいけない言葉

NG 言葉
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「大往生(だいおうじょう)」「天寿をまっとうされて」という言葉がありますが、遺族側から「おかげさまで天寿をまっとうできまして」という言葉が出されることがあっても、それ以外の人がこの言葉をつかってはいけません。

遺族のもっと長生きしてもらいたかったという本音に対して、「大往生ですね」「天寿をまっとうして」の言葉は「もう亡くなってもよい」といったように聞こえます。とても無神経な言葉です。

また、「かえすがえすも残念です」のような重ね言葉や、再び、続く、九、四などの言葉は忌み言葉になります。絶対つかってはいけない言葉になります。

言葉の表現が不吉とされる言葉や忌み言葉の詳しい内容についてはこちらを参考に→【保存版】お礼 お返し 内祝の時期 金額相場 のし 避ける言葉のすべてがわかる

弔意を伝える正しい言葉

礼儀
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悲しみの中にいる遺族に対しての弔意を伝える言葉があります。

「何かお手伝いできることがありましたら、ご遠慮なくお申し付けください」

葬儀でのお手伝いは自分から申し出るようにします。弔問客への飲食への手伝いなど女性の場合は、エプロンを持参するとよいでしょう。

「お力落としかと存じますが、何かお困りなこと、お手伝いさせていただけることがございましたらお申し付けください」

帰り際にあいさつをするときに遺族を励まし、力添えができることがあればお手伝いを申し出るようにします。

言葉が見つからないときは目礼だけでも大丈夫です。