間違えた 言葉づかい だけで自分の立場を悪くしてしまったり、評価を下げてしまうこともあります。
ついついつかってしまいがちな若者言葉や話し言葉ですが、ビジネスの場では、上司や取引先、同僚など年齢や立場の違う人たちがたくさんいます。
知っているだけで得をするビジネス成功秘策の 言葉づかい やついつい間違えてしまいがちな 言葉づかい について詳しくご紹介していきます。
ビジネスで使う基本 言葉づかい まるわかり

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ビジネスの場で上司や取引先などと会話をするときは、いつも使っている話し言葉をビジネス敬語に変えるだけであなたの印象がよくなるだけでなく、できる人と思われます。
基本の言葉が簡単にわかるようにビジネス敬語にしてみます。
| 言葉 | 話し言葉 | ビジネス敬語 |
| 明日 ⇒ | あした | みょうにち |
| 今日 ⇒ | きょう | ほんじつ(本日) |
| 昨日 ⇒ | きのう | さくじつ |
| 明後日 ⇒ | あさって | みょうごにち |
| 多くの ⇒ | おおくの | 多大な |
| 少ない ⇒ | すくない | 些少の(さしょう) |
| 少し ⇒ | すこし | 少々 |
| 貰う ⇒ | もらう | いただく |
状況に合わせたビジネス敬語がすぐわかる内容についてはこちらも参考に→【保存版】ビジネスの状況に合わせたビジネス用語がすぐわかる! 「できる人」に思われること間違えなし!
上司への 言葉づかい で好感度・信頼度をあげる

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ビジネスの場で必要な報告事項に「いつ(When)」「どこで(Where)」「誰が(Who)」「なにを(What)」「いくつ(How many)」「いくら(How much)」=5W3Hがあります。
上司に報告するときにもいつ、どこで、だれが、なにを、いくつ、いくらという趣旨を明確にすることで上司への信頼度があがります。
ビジネスでの会話術を成功させるには→【ビジネス あいさつ 】仕事での会話術 大和言葉にするだけでビジネスは成功する! あいさつ編
上司への言葉づかい正解と間違いがすぐわかる

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上司への報告は正確、迅速、簡潔にすることが必要とされます。すぐに使える上司との会話の正解と間違いをみていきます。
①上司に話しかけるときは
上司に「失礼します」と声をかけてから
正解→「○○の件で少々お時間をいただけますか?」
間違い→「少々お時間をちょうだいしたく存じます」
敬語を意識しすぎるとかえってぎこちなくなります。スムーズな敬語が好印象に◎
②上司に相談したいことがあるときは
正解→「○○の件でご相談させていただきたいことがあるのですが、今お時間よろしいでしょうか?」
間違い→「相談したいことがあるのですが、今お時間よろしいでしょうか?」
具体的に○○の件などあらかじめ聞きたい内容がわかるようにし、「させていただきたい」という謙譲語を使って話しかけます。
③上司に連絡するときは
正解→「明日(みょうにち)の会議のことでご連絡があります。今よろしいでしょうか?2階エレベーターの点検が入ったため会議場所が2階会議室から1階会議室に変更になりました」
間違い→「明日(あした)、エレベーターの点検があるそうなので、会議場所が変更することになったんだですけど…」
簡潔にまとめてはっきりわかりやすく連絡することで好印象に
④上司へ報告するときは
正解→「資料ですが、30ページ中20ページは完成しましたので、今日中に終わります」
間違い→「資料ですが、だいたいできあがりましたので、あとちょっとで終わります」
正解→「先方が立て込んでおり、予定より遅れることになります」
間違い→「先方がバタバタしているようなので、遅れそうです」
正解→「先方と話がまとまり、いいお返事がいただけそうです」
間違い→「先方といい感じに話ができましたので、多分大丈夫だと思います」
正解→「明後日(みょうごにち)、午後一時に○○社に伺います」
間違い→「明後日(あさって)、午後一で○○社に行きます」
報告は、あいまいな表現や、略語を使うと学生気分が抜けていない印象に見られます。また「いただく」「伺う」などの謙譲語を使うことで相手に敬意を表すことができます。
⑤上司に意見を提案・同意したいときは
正解→「今の方法でもよいと思いますが、少し変えてこのようにするのはどうでしょうか」
間違い→「今の方法はありえないですよね。これじゃだめですか」
正解→「おしゃっる通りだと思います」
間違い→「私的にありかとおもいます」
提案をするときは、批判や切り捨てるような言葉づかいをすると相手を不快にさせてしまうことにもなりかねません。
謙虚な言葉づかいと尊敬語を使うのが大人のマナーです。「~的」のような学生言葉は絶対NGになります。
好印象になるビジネスの携帯電話の話し方については→【ビジネス】ビジネスで好感度を上げる携帯電話の使い方の秘策と話し方
ビジネスを成功させる言葉選びの秘策

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上司への報告や連絡は、途中経過から終わりまでしっかりと伝えることで評価や信頼度が上がります。
反対にあいまいな表現「だと思います」などの言葉づかいはマイナスな印象を与えることになります。
上司へ相談や意見を求めたあとは、「わかりました。ありがとうございます」などの感謝の気持ちを伝えることも忘れないようにすると礼儀正しく信頼できる人と思われるでしょう。
また、提案などがあるときは、上司を立てることが大事です。提案がすぐに通らないことがあってもあきらめず積極的に発言することも大切になります。
どんなビジネスの場でも気配りのある言葉づかいが成功へとつながるといいます。ぜひ、参考にしてみてください。
ビジネス文書お礼状についてはこちらを参考に→【ビジネス文書】お礼状(仕事上の お礼状 )の書き方 取引先紹介・商品受注・訪問・資料送付のお礼編

