結婚 できる大人ののし袋の書き方 金額相場全部わかる!

結婚 できる大人ののし袋の書き方 金額相場全部わかる!

結婚 ののし袋は、贈る目的によって変わります。結婚 祝いののし袋も多種多様で、デザイン性だけで選んでしまうと「この人常識がない人だな」と思われてしまうことも。

そこで、できる大人に見られるためのマナーをわかりやすくご紹介していきます。

結婚 お祝いののし袋のマナー

結婚祝いののし袋は、水引が紅白か金銀の結切りになり、のしが付いているものになります。結婚祝いを贈るときは、のし袋の種類によって金額がちがいます。

豪華な水引デザインになるほどのし袋の中に入れる金額が高額にするというしきたりがあります。

結婚祝いののし袋の表書きの書き方


結婚祝いののし袋の表書きは濃い墨ではっきりと氏名を書くことが基本です。もっとも一般的な表書きの書き方は「寿」「御祝」です。

「御結婚御祝」のように文字数が奇数になるようにすることも大切です。偶数は割り切れることから「別れる」を連想させてしまうので、4文字になる場合などは「祝 御結婚」というふうに分けて書く必要があります。


筆ペン

結婚式のマナーつかってはいけない言葉など詳しい内容は→【 結婚式 マナー】結婚式 の作法とあいさつの言葉・つかってはいけない言葉

結婚祝いののし袋で気をつけること

結婚祝の祝儀袋の内袋に住所氏名、金額を書いておき、中に入れる現金は新札にします。

また、色付きののし袋は、一見華やかですが、披露宴では使わないほうが良いでしょう。二次会やカジュアル結婚パーティなどに適しています。



結婚祝いを渡す時期のマナー


現在では結婚祝いを式の当日に持参するのが当たり前になってきていますが、本来は、結婚式の一週間前までに先方の都合を聞いた上で「大安吉日」の午前中に持参するのがしきたりと言われています。

六曜(大安・先勝など)詳しい内容については→カレンダー(日付・季節)で見る日本の しきたり 二十四節気 六曜 九星 ならわしがわかる

結婚祝いのお礼 お返し(主催者側)ののし袋の書き方

結婚式や披露宴当日のお礼をするときののし袋の書き方にもしきたりがあります。

会場の責任者、美容師、介添人、送迎の運転手などへ心づけとしてお礼を料金とは別に渡すときののし袋の基本は略式袋(紅白結びきり)を使います。

 

お礼お返し内祝に関するより詳しい内容はこちらも参考に→【保存版】お礼 お返し 内祝の時期 金額相場 のし 避ける言葉のすべてがわかる

結婚式 仲人 来賓の方へのお礼ののし袋の書き方


結婚式仲人へのお礼ののし袋の表書きには、「御礼」「寿」と書き、両家の姓を連名で書きます。
また、仲人、来賓の方などへの交通費ののし袋の表書きの書き方は、「お車代」とし、こちらも両家の姓を連名で書きます。

結婚式 仲人(媒酌人)へのお礼のマナーと金額相場

結婚式仲人へのお礼のマナーは、結婚式後に両家もしくは新郎の両親とともに仲人宅へお礼をしに行くのが正式と言われています。近年では、挙式後に別室を用意し両家の両親と新郎新婦でお礼を渡すことが一般的です。

金額の相場は仲人の社会的な地位などによっても異なりますが、お礼をいただいた倍額が基準になります。一般的には20万~30万円が多いようです。そこにお車代と菓子折りを載せて渡すのがマナーになります。

結婚式責任者へのお礼ののし袋の書き方と金額相場

結婚式の際の係を努めてくれた知人や友人へのお礼のときののし袋の表書きには、「寿」「御祝儀」など書くのが一般的です。

両家の姓を連名で書きます。お礼の金額として責任者の人へ5000円その他のスタッフの人数分×1000円とし袋を2つにして入れ、式が始まる前に責任者の人に渡すのが一般的です。

 



プロの司会者、カメラマンなどへのお礼ののし袋の書き方と金額相場


結婚式の料金とは別にプロの司会者、カメラマンへのお礼をします。のし袋に表書きは、「寿」とし、両家の連名で書きます。金額の相場は、1万円程度といいます。

美容師、着付け係などへのお礼ののし袋の書き方と金額相場

結婚式での美容師などへののし袋の書き方は、「御祝儀」とし、お世話になった方の姓を書くようにします。

美容師、着付け係の人へはそれぞれに5000円~1万円が金額の相場になります。ヘアメイクが始まる前に責任者の方へ渡すのが礼儀です。


結婚式介添人へのお礼ののし袋の書き方と金額相場


介添の人へのお礼ののし袋の表書きは、「御祝儀」とし、お世話になった方の姓を書きます。金額の相場は3000円~5000円になります。

ハイヤーの運転手へのお礼ののし袋の書き方と金額相場

ハイヤーの運転手へのお礼ののし袋に表書きも「御祝儀」とし、お世話になった方の姓を書きます。金額の相場は2000円~3000円で車を降りるときに渡すのが礼儀とされています。


結婚式を教会で挙げたときの式場へお礼 のし袋の書き方

料金とは別のお礼として白の無地の金包み「献金」とし両家の姓を書いて渡すのが一般的です。司祭へのお礼は「御礼」とし別に渡します。


結婚式を神社で挙げたときの式場へお礼 のし袋の書き方

婚式の料金とは別にお礼として、金銀の結び切りに「初穂料」「寿」「御礼」「玉串料」のいずれかを書き、両家の姓を書きます。神官へのお礼は「御礼」とし、両家の姓で別に渡します。

結婚祝いのお返しのマナー

結婚式など招待していない人からお祝いをいただいたときは、「内祝」とし、夫婦連名で品物を贈ります。

夫婦連名の書き方は、夫のフルネームで名前の高さの位置に合わせて妻の名前を左側に書きます。挙式後1ヶ月以内に贈ることがマナーです。その際お礼状を添えると丁寧になります。

結婚祝 お礼状の書き方(文章例)

『拝啓 新緑の美しい季節となりましたが、
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。
この度は、私どもの結婚に際しまして、お心のこもったお祝いの品をいただき誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。内祝いのしるしとして、ささやかではございますが、心ばかりの品を同梱させていただきましたので、ご笑納いただけますと幸いです。』

子どもの祝いに関する詳しい内容は→なるほど! 日本のしきたり 文化「帯祝い 」「お宮参り」など子供の成長からみえるお祝いのことばの意味 日本マニュアル

結婚内祝いのまとめ

結婚

結婚内祝いは、お祝いをいただいたものの半額程度を目安にすることが一般的です。内祝いのときは、紅白10本の結び切りののしをかけ夫婦の連名か新しい姓を書きます。

内祝いの品物を直接持っていくと丁寧ですが、遠方などの理由で無理なときは、お礼状を添えるか品物より前に届くように別送するのがマナーになります。ぜひ、参考にしてみてください。

お祝いの祝儀袋の書き方についてはこちらを参考に→簡単解説!のし袋のマナー お祝いの表書き、中包みの書き方編 動画解説あり