【 10月 のしきたり】10月 神無月(かんなづき)秋の風習 秋にまつわる神話がおもしろい
- 2020.09.28
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10月 は 神無月(かんなづき)といいます。10月は、神嘗祭(かんなめさい)秋祭り、十三夜、ハロウィンなどがあります。
10月のしきたりとともに日本の神様のお話を詳しくご紹介していきます。誰かに話したくなるおもしろい話満載です。
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10月 神無月(かんなづき)とは
全国の神々が一斉に島根県の出雲大社に集まり縁組みの会議をするといわれている10月のことを、神が無い月から「神無月(かんなづき)」といいます。
10月は、「神様の月」という解釈にもなっています。反対に全国の神々を迎える出雲地方では、「神在月(かみありつき)」というよばれかたをします。
その他にも「神去月(かみさりつき)」「時雨月(しぐれつき)」という言い方もあります。この期間、神々の宿泊場所となる東西19社では、お祭りが行われます。
出雲地方に全国の神々が風にのってやってくる西から吹く風のことを「神渡し」「神の旅」「神送り」などの名前がついているのもおもしろいところです。秋に吹く風を感じて想像してみるのもよいかもしれません。
10月 神々の会議 ご縁をつなぐ
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10月に出雲地方に集まった神々の会議には、縁結びだけではなく、健康、仕事、学業などすべてのご縁に関する話し合いがされます。
この会議に参加している神様のおもしろいお話もいくつかあります。その中のオオクニヌシとタケミカヅチについてご紹介します。
オオクニヌシ

この神々の会議の参加者のひとりオオクニヌシは、女性をとりこにするほどの色男で、どこへいっても人気者でした。
オオクニヌシの妻でスサノオ(イザナキの鼻から生まれ天照大神の弟)の娘スセリビメは、オオクニヌシの浮気癖にやきもちを焼いてついに怒りだしてしまいます。
オオクニヌシは、スセリビメと仲直りがしたくて歌で自分の気持ちを伝え、ゆるしを得ます。その後、二人で杯を交わし誓いを結ぶのです。
そこから、二人はずっと仲良く暮らしたことからオオクニヌシは、恋愛成就の神様としても知られるようになりました。
タケミカヅチ

日本では、昔から地震が多い国でした。1855年10月に江戸に大地震がおき多くの犠牲がでたと言われています。
昔は、地中に大ナマズが住んでいて、大ナマズが動くと地震が起こると考えてられていたそうです。人々は地震が起こらないように願いをこめ、
大ナマズが動かないように、タケミカヅチが要石で押さえていると信じるようになります。
「ゆるぐとも よもや抜けじの 要石 鹿島の神のあらんかぎりは(鹿島の神様がいる限り要石は動かない)」という歌を唱え祈りました。
そして、10月に大地震が起こったのは、出雲へ会議に行かなければならないタケミカヅチが恵比寿に留守を頼んででかけ、留守を任された恵比寿がお酒を飲みすぎて酔っぱらってしまったから
大ナマズが動いてしまったんだという話になります。茨城県鹿島市の鹿島神宮の境内に要石は祀られています。
昔、この要石がどこまで深く地下につながっているのか確かめたいと考えた徳川光圀(とくがわみつくに)が要石の周囲を掘らせます。
7日7晩掘り続けてもけが人がでるだけで、朝には元に戻っているという不思議なことが起こり、ついにはあきらめたそうです。
十五夜・十三夜のお月見

十五夜は、9月中旬から10月下旬に見る満月、十三夜は、10月中旬から11月初旬に見る満月のことをいいます。
十五夜には、月見団子とススキを飾るものとされていますが、本来、秋に収穫したものを供え実りに感謝をするしきたりがあります。
また、月見のときに月の神様に供える花「七種」は、万葉集の山上憶良(やまのうえのおくら)が歌に詠んだことから由来する、
「葛(くず)」「ススキ」「萩(はぎ)」「桔梗(ききょう)」「ナデシコ」「オミナエシ」「藤袴(ふじばかま)」をさします。
春は、七草粥、秋は、七種の草花を見るものということです。
「十五夜」「十三夜」の詳しいお話は→十五夜 (9月中旬)月見飾りに必要なもの 十五夜 の楽しみ方とその意味
「十三夜」の詳しいお話は→【 十三夜 】十三夜(10月中旬)の月見 の楽しみ方 月・星の力 興味深い話
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月の不思議な力

太陽の神様が天照大神、月の神様がツクヨミといわれています。ツクヨミは天照大神に地上のウケモチという神様の様子を見に行くよういわれ、ウケモチのところにいきます。
ウケモチは口から食べ物を出す神様だったのですが、そのウケモチのもてなしにツクヨミは、汚いと怒ってしまいついには、ウケモチを殺してしまいました。
そのことに怒った天照大神は、2度とツクヨミと会わなくなります。ここから姉の太陽の神様天照大神と弟の月の神様ツクヨミは、昼と夜の反対の世界でいたままになったという説があります。
ツクヨミのいる月は、満ち欠けを繰り返しことから、死の再生を表すとか死のない不死の力があると言われるようになります。
満月の光を浴びることで若返るという話もあるそうです。かぐや姫の話があるように月には不思議な力があるのかもしれませんね。
10月 神嘗祭(かんなめさい)とは

10月17日に神嘗祭(かんなめさい)があります。伊勢神宮で行われる五穀豊穣を感謝するお祭りで、この年に穫れた稲穂(初穂)を天照大神にお供えします。
この日に合わせ伊勢市では、全国の著名なお祭りが集まり、伝統的な踊りや舞を奉納する「神嘗奉祝祭」がおこなわれます。
神嘗奉祝祭には、五穀豊穣の喜びと感謝を皆で分かち合うという意味があるそうです。
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天照大神の孫 稲の神様ホノニニギ 10月

天照大神の孫のホノニニギは、まだ幼いうちに地上に降りることになります。孫のことを心配した天照大神は、
お供の者をホノニニギにつけ、高天原で育てた稲穂を渡しいろいろと世話をやいたといいます。
このときの稲穂が、地上にしっかり根をつけ、今食べている私たちのお米につながったということです。
五穀豊穣を感謝し、その年の初穂を天照大神にお供えする神嘗祭(かんなめさい)の起源になります。
昔も今も日本人が神様とともに生きてきたということがわかります。ちょっとおもしろい神様のお話とともに日本のしきたりをたのしんでみてください。
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