【書道&語源】「 友達 」書道の書き方と「友」の語源

【書道&語源】「 友達 」書道の書き方と「友」の語源

「 友達 」の書道での書き方について説明していきます。小学校中学年~大人向けの文字で宿題の課題にもなる文字です。

「友」の漢字のなりたち語源についてもご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

筆の持ち方についてはこちらを参考に→書道の 基本 書道の姿勢・筆の持ち方 字がうまくなる 基本 まるわかり!

〔広告〕

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

書道用品 筆 漢字 【書道筆】筆心(小筆)【ひっしん】【東京書道教育会】
価格:2750円(税込、送料別) (2022/8/16時点)

楽天で購入

 

「友達」書道の書き方

「友達」書道の書き方 小学校中学年~大人向け

「 友達 」「友」の書き方

友達 友

①「友」の1画目は、すこしななめ右上がりにしていきます。このとき長すぎないようにします。

②2画目のはらいは、ゆっくりていねいにはらうようにすると筆先がばらつきにくくなります。

③3画目は、横に長くならないようにおれ、ゆっくりはらいます。このときはらいが1画目とひっつきすぎないように注意します。

④4画目は、3画目のはらいの高さと同じいちにくるようにていねいにゆっくりはらいます。

「 友達 」「達」の書き方

友達 達

①「達」1画目は、短めにすこしななめ右上がりにもってきます。

②2画目は、たてにまっすぐ下りるようにします。このときすこし太めにはいるようにするとバランスがよくみえます。

③3画目は、長めに1画目と平行になるようにななめ右上がりにします。

④4画目みじかめに筆のばらつきがでないようにていねいにいきます。

⑤5画目みじかめにはらいます。

⑥6画目は、1画目の長さ程度のみじかさにし、7画目さらにみじかく、8画目だけすこしながめにします。このとき同じはばがあくように書いていきます。

⑦9画目は、まっすぐ下へおります。しんにょう「辶」におさまるように長くおりすぎないようにします。

⑧10画目筆のばらつきがでないようにしっかり形をつくります。

⑨11画目「辶」10画目とのあいだをあけ、12画目より左にでないようにいきます。

⑩↗↘↗この流れでしんにょうをつくり最後のはらいは、筆を2秒程度とめゆっくりはらうようにするときれいに書けます。

「しんにょう(辶)」の書き方 小学生から大人まで学べる書道

筆のばらつきをなくすために、とめるときは3秒程度筆をとめてから内側へもどるようにして筆をあげます。 

はらいのときは、はらう直前で筆を2秒程度とめてからゆっくりはらうようにするとうまくいきます。

「友」の語源にある意味

友達
https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=22993276

友達の「友」には、「又」と「又」をあらわし、「又」=右手の形とされています。つまり、右手と右手をつなぎ「たすけあおう」という意味があるのです。

「友」では、右手と右手を重ねる団結の意味があり強い絆がそこに生まれることをあらわしているといえます。

書道で「友」を書くとき頭に友達の顔をおもい浮かべながらかくとやさしい「友」の字がそこにうまれてくるのではないでしょうか。 

書道では、緊張して肩の力が入りやすくなりますが、頭に文字のイメージなど想像をふくらませて書くと魅力的な文字がそこにできあがっているはずです。ぜひ、書道をたのしんでかいてみてください。

小学高学年~大人向け→【書道&徳川家康】「 読書 」書道の書き方と 読書 好き徳川家康の話