収穫祭 ハロウィン 🎃 秋のイベントの楽しみ方 思わず人に教えたくなる!
収穫祭 やハロウィンと聞くと秋のイベントという感じがしますよね。各地で行われる収穫祭には、田畑の恵みに感謝する意味があるように、いまや日本でも主流となったハロウィンにも収穫祭、悪魔払いなどの意味があります。
ここからもっと詳しく 収穫祭 やハロウィンについてご紹介していきます。秋のイベントの楽しみ方や思わず人に教えたくなる情報満載です。
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収穫祭とは
収穫祭は、稲や野菜、果物などの実りに感謝するお祭りです。稲の収穫時期などが各地方によって違うので、
収穫祭の日にちもお正月やお盆のようにしっかり決まっているものではなく、収穫祭の名前、祭りの仕方も各地さまざまです。
たとえば東北では、「三九日(さんくにち・みくにち)」、関西、中国、四国では、「亥の子祭り」、関東、中部では「十日夜(とおかんや)」、
九州では「霜月祭り(しもつきまつり)」宮中の収穫祭では「神嘗祭(かんなめさい)」など呼び方が変わります。
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三九日(さんくにち・みくにち)の収穫祭
秋田県では、「三九日」の9月9日に菊の花、19日に餅を供え、29日に新米で餅をつき菊の花、稲穂とともに神棚に供えていたといいます。
(刈上の節句)また、田の神様が山へ帰る日の旧暦の10月16日に16個の団子を供え感謝を表すのだそうです。
十日夜(とおかんや)の収穫祭
収穫に感謝し、旧暦の10月10日に「十日夜」が行われます。この日に田の神様が山へ帰るとされています。
「十日夜」に、田の神様に見立てた案山子(かかし)を供え、餅をついたり、子供たちが歌を歌いながらわらの太縄で巻いた棒で地面をたたき、
モグラを追い払うおまじないをしたりします。この日は、畑に入ってはいけないという地域も多いのだそうです。
霜月祭り(しもつきまつり)の収穫祭
「霜月祭り」は、旧暦の11月に行われます。11月の最初の丑の日に少しだけ田に残しておいた稲をとり、餅、神酒(みき)、
大根などを臼に供えるのだそうです。この日は、農作業を休んで家で静かに過ごす日にしていたという話もあります。
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亥の子祭り(いのこまつり)の収穫祭
旧暦の10月10日関西、九州などで「亥の子祭り」が行われます。中国から伝来した慣習が日本の刈り上げ祭と合わさったそうです。
子だくさんの亥(イノシシ)にあやかって、子供たちに亥の子餅を食べさせると健康に育つと言われています。
この日に、子供たちが縄をつけた石やワラで地面をたたきながら家々をまわり、亥の子餅をもらって回ります。少しハロウィーンに似ていますね。
亥の子餅とは、新米をつかって小豆をまぶした餅やぼた餅などさまざまあるようです。亥(イノシシ)の子供のうりぼうの形にまねて作られています。
神嘗祭(かんなめさい)の収穫祭
宮中行事の「神嘗祭」は、皇室の祖先神とされる天照大神を祀る伊勢神宮で行われるお祭りです。今年穫れた作物や新米、新酒を神様にお納めし、真っ先に召し上がっていただくための神事です。
五穀豊穣(ごこくほうじょう)に感謝します。「神嘗祭」は、「神宮の正月」と呼ばれ、伊勢神宮で使用する祭具、装束が一新されるそうです。
重陽の節句に関する詳しい内容はこちらを参考に→重陽の節句(ちょうようのせっく)9月9日秋の節句で厄除け 長寿を願う!重陽の節句やり方意味のすべて
ハロウィンは、もともとケルト民族の儀式です。夜が長くなる秋に悪霊がよみがえると信じられ、悪霊からの災いを逃れるために供え物をし、
悪霊を追い払う目的で悪魔や魔女の仮装をするようになったのがはじまりといわれています。それが、収穫祭、悪魔払い、先祖の霊を迎えるキリスト教の風習(万聖節)と結びついて今の形になったそうです。
ハロウィンは「All Hallows Eve」(万聖節の前夜)が語源となっているのだとか。日本の大晦日にあたります。
お正月準備からお正月に関する詳しい内容はこちらを参考→【お正月】 お正月 を迎える準備 お正月のしきたり意味がすべてわかる!
ハロウィンのカボチャの提灯(ランタン)
ハロウィンのカボチャの提灯といえば、ジャック・オ・ランタンと呼ばれるかぼちゃで、顔のパーツにくりぬいて、ろうそくを立てて灯したものです。
窓辺や玄関に置いて先祖の霊を迎えるための迎え火という説もあります。
ハロウィンのお菓子と仮装
お化けや魔女の仮装をした子供たちが「Trick or treat!(なにかくれないといたずらしちゃうよ)」と言いながら家々をまわりお菓子をもらいにきます。お菓子を渡す方は「Happy Halloween!」と答えてお菓子を渡すのがおきまりです。
近年日本でも、子供だけではなく大人も一緒に仮装してハロウィンを楽しむようになってきました。ぜひ、収穫祭やハロウィンのはじまりなどを友達や家族などに教えて楽しんでみてください。
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