【書道&徳川家康】「 読書 」書道の書き方と 読書 好き徳川家康の話
「 読書 」書道での書き方について詳しく解説しています。「読書」好きであったといわれている徳川家康の興味深いお話もご紹介していきます。
ぜひ、たのしんで読んでみてください。
〔広告〕
「 読書 」の書き方
「読書」書道の書き方 小学校高学年~大人向け しせいことり書道教室 水墨画チャンネル 紫晴詩梨
「読」の書き方
①「読」の「言」は、1画目は、中心線から離れすぎない位置でみじかめに書きます。
②「言」の2画目少し長めにし、3画目4画目はみじかめにします。
③「言」の2画目から4画目の幅を同じくらいにそろえるのがポイントです。
④「口」は、小さめに5画目下を少し出すようにします。
⑤「売」の「士」は、下をすぼめるようにみじかめにします。
⑥「冖」のはらいはみじかめにします。
⑦「儿」はらいは、言偏より長くならないようにし、真上にはねを作るとバランスよくしあがります。
「書」の書き方
①「書」は、6画目が中心なるように書くのがポイントです。
②2画目が一番長くなります。
③すべて同じ幅をあけるようにしていきます。
④「日」は、下をすぼめるようにして書きます。
横画が多くなる字なので、長さと幅を意識して書いていくと、バランスがよく見えます。
徳川家康と 読書
読書好きで有名な武将といえば徳川家康です。家康は、中国孔子の教えを体系化した朱子学(しゅしがく)系の学問を好んで学んでいたと言われています。
朱子学には、道義(人のふみ行う正しい道、道徳)、礼儀、政治規範、精神修行など広い分野の教えがあるのが特徴です。
家康の読書好きと学者探し
家康は、学者を召し抱えようと考え、数名の学者を招いて今でいうと面接をおこないます。招かれた一流の学者たちは、家康の質問にとまどいました。
なぜなら、怪奇小説の類いの質問や簡単すぎる質問ばかりで学者の専門知識がいる質問ではなかっただけに家康の真意がわからず、こわくてどう答えて良いかわからなかったからです。
しかし、若い学者のひとり林羅山(はやしらざん)だけは、理屈をこねるでもなく家康のだす質問に素直に答えたといいます。
家康は、林羅山を気に入り、自分のもとに仕えさせました。家康は、根拠を示し答えを正確に出せる人物探しをしていたのです。ここから、林羅山と家康との関係ができていきます。
【書道&一休宗純】「 有言実行 」書道の書き方と一休宗純のお話
家康本(書籍)収集の目的
家康は、戦乱で本(書籍)が消失することをおそれ、約2千冊もの本を収集するだけではなく、寺社などからも古書を提出させ、五山の僧呂(特に能書である人たち)を集め書写させる事業を林羅山とともに展開していきます。
家康は、本(書籍)収集により、いままで隠されてきた知識を多くに広めることを考えていたようです。過去の前例を把握し、政策をしっかり立て秩序を維持することが、徳川幕府の基盤になっていったといいます。
家康の読書は医学につづく
家康は、古典的医薬処方集『和剤局方(わざいきょくほう)』を愛読し、薬作りを趣味にしていたそうです。
それだけではなく、けがや病気にかかた家臣や知人を家康自ら薬を処方し手当てをしていたといいます。家康は、人望が厚く臣下からも尊敬される人物だったかもしれませんね。
ぜひ、「読書」たのしんで書いてみてください。
-
前の記事
【書道&一休宗純】「 有言実行 」書道の書き方と一休宗純のお話 2022.09.09
-
次の記事
コノハナサクヤヒメノミコト 安産・子育て・五穀豊穣・火難除けの神様 2022.11.10