10月 行事 しきたり早見表 十三夜の準備とは🌝ハロウィンを楽しむ

10月 行事 しきたり早見表 十三夜の準備とは🌝ハロウィンを楽しむ

 10月 行事しきたり 早見表

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① 10月 神無月(↓に詳しく)

 

   

②十三(↓に詳しく)

   
7日 8日 9日 10日 11日 12日

盗難防止の日

寒露(かんろ)

 

 

③体育の日(スポーツの日)(↓に詳しく)

   
13日 14日 15日 16日 17日 18日
 

④菊まつり(福島県)(↓に詳しく)

 

    神嘗祭(かんなめさい)伊勢神宮(三重県) どぶろく祭り 各地で開催される祭り有名なのは岐阜県白川村
19日 20日 21日 22日 23日 24日
  えびす講 宝田恵比寿神社(東京都)   時代祭(京都)平安神宮でのお祭り  

霜降(そうこう)「霜が土の上に降りるころ」

25日 26日 27日 28日 29日 30日
久世祭り(岡山県)

柿の日 正岡子規が「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ日

⑤読書週間(11月9日まで)(↓に詳しく)

     
31日
⑥ハロウィン(↓に詳しく)

①神無月(かんなづき) 10月 神様の会議

10月 出雲大社通り
https://www.photo-ac.com/main/detail/4911950?

 10月は、「神無月(かんなづき)」といい、神様が無くなる日と書きます。年に一度、島根県の出雲地方に日本中の神様がそろい会議をするために集まるとされているため、

各地の神様は不在になることから、「神無月」となるわけです。反対に出雲地方には神様が集まるので「神在月(かみありつき)」といいます。

神様の宿泊場所となる十九社でお祭りが開かれるときでもあります。

10月神話の詳しくはこちら 【10月 のしきたり】10月 神無月(かんなづき)秋の風習 秋にまつわる神話がおもしろい

②十三夜 

十三夜 満月
https://cdn.pixabay.com/

十三夜は、十五夜のつぎに美しい月が見られる日です。十五夜のお月見を楽しんだら必ず十三夜も楽しまないと「片月見」といわれ、あまり縁起がよくないと言われています。

この時期に収穫される旬の食べ物、栗や豆など秋の味覚と月見団子(13個または3個)を並べ、ススキをかざります。

月から見て左側に栗や豆、旬の食べ物を供えるのが一般的です。十三夜は栗や豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。

ススキは、稲刈り後であることから稲穂を供えるかわりにススキがかざられるようになりました。

十三夜の詳しい内容はこちらも参考に⇒【 十三夜 】十三夜(10月中旬)の月見 の楽しみ方 月・星の力 興味深い話

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③ 10月 第2月曜日 体育の日=スポーツの日

10月 スポーツの日

1964年(昭和39)10月10日に第18回東京オリンピックが開催されました。10月は秋雨前線が停滞することが少なく爽やかに晴れる日が多くなることからも

スポーツを楽しみ健康な心身を培いましょうといった意味でこの日が「体育の日」になりました。現在は、10月の第2月曜日が「スポーツの日」となります。

この時期に運動会をすることが一般的でしたが、最近では、学校によって春に行われることも多くなりました。

ちなみに運動会という言葉ができたのは1883年(明治16年)からだそうです。

④菊まつり

菊

菊の花が美しく咲く時期に全国で菊花展などが開催されます。菊は、平安時代に中国から日本に伝わりました。

古代中国では、晩秋の寒さの中でも美しく咲く菊が好まれ、草木の「四君子(しくんし)」のひとつになっています。

「四君子(しくんし)」とは

春が欄(らん)、夏が竹、秋が菊、冬が梅をあらわします。中国で「君子」は、徳が高い人、学識や礼儀をそなえた人をさします。

君子になるための心がけが季節ごとの植物の特性に似ていることから草木の中の君子といわれているのです。

 

⑤読書週間

読書読書
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夏目漱石の「三四郎」の中に

そのうち与次郎の尻が次第に落ちついて来て、燈火親しむべしなどという漢語さえ借用して嬉しがるようになった。

とあります。唐の文学者の韓愈(かんゆ)が息子に贈った詩の一節「燈火稍可親」(訳:夜の灯りをかりて本をよみなさい)という漢語を夏目漱石が引用したことで、

読書の秋というイメージが定着したといいます。1947年(昭和22年)読書の力で平和な国家をつくろうと創設された日でもあります。

ここから、10月27日から11月9日までの2週間を「読書習慣」とされるようになりました。

⑥ハロウィンとは ハロウィンをたのしむ

10月 ハロウィン

1970年代にハロウィンが日本に伝わったようです。今では、日本の楽しいイベントとして年中行事になっています。

ハロウィンの由来はさまざまですが、有名なのはヨーロッパの先住民族ケルト人がご先祖様が帰ってくる

10月31日に人々にごちそうとご先祖様に感謝をささげていたことがのちのハロウィンの起源だとされています。

日本で言うとお盆の風習によく似ています。ご先祖様の霊が帰ってくるときに悪霊や魔女もやってくると考えられていたため

かがり火をたいて供物をささげて魔除けにしたと言われています。ジャック・オ・ランタン=かぼちゃの提灯が魔除け、精霊を迎えるための迎え火というわけです。

ハロウィンは次第に子供中心のお祭りへと変わり仮装した子供達が「Tric or treat!(トリックオアトリート)」(何かくれないといたずらしちゃうよ)といいながらお菓子をもらうようになりました。

ハロウィンの仮装で魔女やモンスターなのは、あの世と現世を行き来できる存在をあらわしているからだそうです。

最近では、大人も子供もさまざまな仮装をし、たのしいお祭りになっていますね。

ハロウィンのおもしろい話についてはこちらも参考に⇒収穫祭 ハロウィン 🎃 秋のイベントの楽しみ方 思わず人に教えたくなる!

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10月の年中行事をたのしむ

10月 紅葉
https://pixabay.com/

 10月は、紅葉が色鮮やかになり、夜がだんだん長く霜がおり始めるころです。日中は空気が澄んで過ごしやすいときもおおくなります。

月もきれいに見える季節です。十三夜のお月見、ハロウィン、スポーツの日など10月ならではの年中行事を楽しむ参考にしてください。